2020年12月31日
磐梯山(遠近感の表現)

磐梯山の遠景です。近景、中景、遠景と一画面に遠近感を表現できていれば、いいのですが。練習、もっと頑張っていくつもりです。
そうそう、来年もよろしくお願いいたします。
ここからは、興味のある方はどうぞ・・・
私がよくやるダメなこと【1】;後で気付く空気遠近法
私が絵を描き進めるとき、必ず、後で修正すべき点がいくつか出てきます。
その一つが、空気遠近法で、つい私は遠くも近くも同じように描いてしまいます。
写真は描画途中の作品です。

いまいち、ですよね。中景、遠景ともに同じようで、遠近感が不足しています。霞んでいるように、修正すると・・・最初の写真。いかがでしょうか。少しは、良くなったでしょう? ・・・?
薄いアクリル絵具の重ね塗りを複数回行いました。平刷毛でさぁーと塗るのは、気持ちがいいです。趣味を長続きするには、楽しまないと・・・ですよね。
2020年12月21日
塩の宇宙
先日の「アクリル塩まきテスト」の記事に関し、塩が付着した面に真横から光(太陽光)を当てると、どうでしょう、宇宙が出現しました。きれいですが、見える角度がピンポイントなので、応用は難しいかもしれません。

だいぶ、塩で遊ばせてもらいました。絵の教室の生徒としては、遊んでないで、画力アップに注力しなくてはね・・・!

だいぶ、塩で遊ばせてもらいました。絵の教室の生徒としては、遊んでないで、画力アップに注力しなくてはね・・・!
2020年12月20日
アクリル塩まきテスト
多めの水で薄めたアクリル絵具の上に塩を散布してみました。
透明水彩絵具で塩を巻くと、ある範囲が滲んでまだらになり、変化を加えることができます。アクリル絵具の場合は、どうなるのか?テストしました。

最初、“なにか泳ぎ廻っている”かと思いました。拡大すると次の写真ですが、まるで複雑な枝が伸びるように、フラクタル画像を思わせる面白い形になっています。透明水彩とは違い、塩の部分が色濃く残り、周辺の変化を生みますが、範囲が限定的です。絵具の量を増やしてみると塩の周りの絵具が集まって、また違った模様となります(茶色の写真)。


条件によって、違った結果となりそうですが、面白い結果でした。自分の絵よりも芸術的かもしれないな、と思ってしまいます。
薄く溶いたアクリル絵具に塩をまく、これも場合によっては利用可能かもしれませんね。
透明水彩絵具で塩を巻くと、ある範囲が滲んでまだらになり、変化を加えることができます。アクリル絵具の場合は、どうなるのか?テストしました。

最初、“なにか泳ぎ廻っている”かと思いました。拡大すると次の写真ですが、まるで複雑な枝が伸びるように、フラクタル画像を思わせる面白い形になっています。透明水彩とは違い、塩の部分が色濃く残り、周辺の変化を生みますが、範囲が限定的です。絵具の量を増やしてみると塩の周りの絵具が集まって、また違った模様となります(茶色の写真)。


条件によって、違った結果となりそうですが、面白い結果でした。自分の絵よりも芸術的かもしれないな、と思ってしまいます。
薄く溶いたアクリル絵具に塩をまく、これも場合によっては利用可能かもしれませんね。
2020年12月17日
アクリル確認テスト
多めの水で薄めたアクリル絵の具を塗布し、薄く塗り拡げようとすると、ムラが生じたり、意図したように塗れない場合があります。
そこでテストを行いました。

写真の左がメッシュあり、右がメッシュなし。黄色のベース(アクリル)が乾燥した後、透明水彩絵具を使用して、下段:1回塗布(左から右方向)、中段:2回塗布(往復)、上段(4回塗布)を行いました。
水分多めの絵具をアクリルの上に塗ろうとすると、絵具のムラが生じます。また、メッシュがあると均一に塗れていて、薄めの絵具でもコントロールできそうなことが分かりました。
とりあえず透明水彩絵具を使用しましたが(アクリルですと、再利用できないので・・)、傾向は分かると思います。いずれ、アクリル版に差し替えるつもりです。
そこでテストを行いました。

写真の左がメッシュあり、右がメッシュなし。黄色のベース(アクリル)が乾燥した後、透明水彩絵具を使用して、下段:1回塗布(左から右方向)、中段:2回塗布(往復)、上段(4回塗布)を行いました。
水分多めの絵具をアクリルの上に塗ろうとすると、絵具のムラが生じます。また、メッシュがあると均一に塗れていて、薄めの絵具でもコントロールできそうなことが分かりました。
とりあえず透明水彩絵具を使用しましたが(アクリルですと、再利用できないので・・)、傾向は分かると思います。いずれ、アクリル版に差し替えるつもりです。
2020年12月16日
アクリル”wet in wet”の練習ノート
前回は”ぼかし”の練習の紹介でした。今回は、”wet in wet”と言われている、透明水彩の技法です。先塗った絵の具が乾かないうちに次の色を重ねて塗る方法ですが、透明水彩ではなく、薄めに溶いたアクリル絵の具を用いています。
まず、塗布範囲に水を塗って、その後3色の絵の具を順次、部分的に重ねながら塗布し、その後は、自然に混ざりながら乾燥していきます。その結果が、写真です。

支持体にポリエステルメッシュを貼り付けた面は、メッシュの凹凸があって、やわらかく溶いたアクリル絵の具を平準に塗布でき、コントロールできそうです。練習では、絵の具や水の量に留意しましょう。
絵としては、葉柄や葉脈、そして陰影などをつけていくようですが、完成度はともかく、次の写真のようなイメージでしょうか。
練習ノートは、まだ続きます。次回もよろしく。
まず、塗布範囲に水を塗って、その後3色の絵の具を順次、部分的に重ねながら塗布し、その後は、自然に混ざりながら乾燥していきます。その結果が、写真です。

支持体にポリエステルメッシュを貼り付けた面は、メッシュの凹凸があって、やわらかく溶いたアクリル絵の具を平準に塗布でき、コントロールできそうです。練習では、絵の具や水の量に留意しましょう。
絵としては、葉柄や葉脈、そして陰影などをつけていくようですが、完成度はともかく、次の写真のようなイメージでしょうか。
練習ノートは、まだ続きます。次回もよろしく。

2020年12月09日
アクリルぼかしの練習ノート
透明水彩画の綺麗さに惹かれて、絵の練習を始めたのですが、アクリル絵の具の発色の良さに感動して、アクリルの練習も始めた次第なんです。アクリルの先輩から、”びしゃびしゃに溶いちゃダメ!”と言われてショックでした。以来、「アクリル画を透明水彩のようにかけたらなあ・・」と思って、悩む日々でした。一つの方法として、ポリエステルメッシュを支持体に貼り付ける方法を考えました。様々な課題もありますが、何ができて何ができないのか、明確にしたいと思って、自分に可能なことから始めています。
今回は、”ぼかし”の練習です。練習の結果を写真にしました。本来ならば公にすべきものではないかもしれませんが、参考のためアップすることにしました。4コマ漫画では・・ないです。

結果をまとめてみますと・・
1.ぼかしは可能と思う
・水筆、ティッシュペーパーなどでぼかすことが可能です。さらに、スポンジその他でムラの少ないボカシができると思われます。
・(私が大事だと考えていることですが)これが下手でも、アクリルの場合この上に修正が効くため、透明水彩のような”一発勝負的”ではないので、気が楽なんです。
・私のチョウチョの絵(「アクリルでぼかしチャレンジ」の記事)で、ぼかしを取り入れています。
2.にじみもいけそう
・写真でわかるように、にじみもある程度可能のようです。赤い部分の直線は、水筆で湿らせているので、それ以上には絵の具が広がっていないですね。絵の具を塗布する箇所を限定できる(むやみに広がらない)ようですよ。
3.その他
・塗布するエリヤを鉛筆の線で囲っていました。乾燥後に消しゴムで消そうとしましたが、絵の具が付いているところは線が消えませんので、要注意。下書きに水性絵の具や水性色鉛筆などの利用も考えられますね。
今回は、”ぼかし”の練習です。練習の結果を写真にしました。本来ならば公にすべきものではないかもしれませんが、参考のためアップすることにしました。4コマ漫画では・・ないです。

結果をまとめてみますと・・
1.ぼかしは可能と思う
・水筆、ティッシュペーパーなどでぼかすことが可能です。さらに、スポンジその他でムラの少ないボカシができると思われます。
・(私が大事だと考えていることですが)これが下手でも、アクリルの場合この上に修正が効くため、透明水彩のような”一発勝負的”ではないので、気が楽なんです。
・私のチョウチョの絵(「アクリルでぼかしチャレンジ」の記事)で、ぼかしを取り入れています。
2.にじみもいけそう
・写真でわかるように、にじみもある程度可能のようです。赤い部分の直線は、水筆で湿らせているので、それ以上には絵の具が広がっていないですね。絵の具を塗布する箇所を限定できる(むやみに広がらない)ようですよ。
3.その他
・塗布するエリヤを鉛筆の線で囲っていました。乾燥後に消しゴムで消そうとしましたが、絵の具が付いているところは線が消えませんので、要注意。下書きに水性絵の具や水性色鉛筆などの利用も考えられますね。