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2024年05月17日

半年ぶりに投稿します

約半年ぶりの投稿となってしまいました。

ユーチューブに動画をアップしましたので、紹介します。

内容は、開発の途上(約5年経過)である「変化する絵」について、
内容紹介をしようと作成した動画です。
アートかどうかも疑問ではありますが、紹介はしておこうと思いました。
興味があればご覧ください。



  


Posted by agechan at 11:30 Comments( 0 ) モアレ絵

2023年12月02日

今後の方向性③(#20)どのような絵を描くのか?

今後モアレにこだわっていくことは、これまでの投稿で述べてきました。

これを前提に、当面は2つの方向性を考えています。

(1)女性モデルの顔 (例:#4)

モデル女性の顔を大きく描き、平滑な中にモアレ縞が見え隠れして、
イリュージョンとも見える表情の変化を楽しむことができる。
アニメに近い平面的な絵をイメージしています。

(2)抽象的な絵 (例:#3)

モアレ絵の特徴を生かした抽象絵画。モアレ縞のフィールドの構成を楽しめるもの。
まだ、実績がないので、これからのテーマですが・・・
  


Posted by agechan at 09:01 Comments( 0 ) モアレ絵

2023年11月30日

今後の方向性②(#19)技術開発について


新表現技術(モアレ絵)の開発のはなしを、より具体的に示しますと…

新しい描画技術を開発したといっても、いまだ開発途上にある状況です。
なぜなら、今後、確認すべき課題が多いためです。

それは、
〇支持体制作に関すること
 ・メッシュの種類によるモアレ表現
 ・失敗のないメッシュの貼付方法
〇描画手法に関すること
 ・再帰性反射と描画手法
 ・モアレ縞と描画手法

などでして、モアレ絵の公開に努力し、技術内容の紹介および解説についても、
逐次行っていきたいと思います。

具体的には、展示会への応募やブログでの紹介(本投稿)、等です。
  


Posted by agechan at 09:50 Comments( 0 ) モアレ絵

2023年11月18日

今後の方向性①(#18)今後の絵画生活

高齢の域にいる私が、今後成すべきことについてです。

現時点では、以下のことを考えています。
①自身の画力の向上(無理??)
②開発途上であるモアレ絵の手法確立
③モアレ絵の公開・技術解説(このブログでの解説など)

私事ですが、高齢で絵画をスタートして、7年目で、
いまだ、画力UPの途中にいます。

通常は、十年以上かけて、画力に磨きをかけていくもの
だと思うのですが、私の場合は、限界もあるので、
深追い(?)はしません。

結論としては、②③を重点に今後の絵画生活
を送っていきたいと考えています。
  


Posted by agechan at 08:02 Comments( 0 ) モアレ絵

2023年11月16日

モアレ支持体の作り方②(#6.1)モアレ縞の間隔

モアレ縞の模様、間隔は偶然の産物です。
モアレ縞は2枚重ねのメッシュ繊維の間隔の微妙なズレによって生じます。

私の支持体作成方法では、メッシュの「ズレ」は、
2枚のメッシュの引張り具合によって決まります。

メッシュの引張りの程度は、制御されていないため、
モアレ縞は支持体ごとに違い、結果としてモアレ縞も
それぞれ違うものとなります。

モアレ縞は(#6)で説明していますが、追加での説明でした。
<参考>投稿(2022,5/12)でモアレ縞の数値的な検証をしております。
  


Posted by agechan at 08:01 Comments( 0 ) モアレ絵

2023年11月14日

絵画と変化⑩(#17)外光下での展示は難しい

投稿(#11)で、複数の照明、間接照明の場合における
絵画表面からの拡散反射について触れました。

モアレ絵に複数の照明、あるいは間接照明があたる場合には、
モアレ絵の表面において拡散反射の分布となり、
鑑賞者の位置に関わらず“変化”が少ないことになります。

多くの展示場などでは、余分な陰影を作らないように、
照明を考えています。例えば、蛍光灯のように、
その表面からは、様々な方向に照明の光が放出されます。

そのような環境下では、モアレ絵はつまらない絵になって
しまいます。2022市展の際には、散乱光の下に絵を展示されました。
どうして落選しなかったのか、不思議です。

本当は、平行光を含む自然光(外光)のある環境で鑑賞してもらいたい
のですが、それはなかなか実現が難しいようです。
  


Posted by agechan at 08:00 Comments( 0 ) モアレ絵

2023年11月11日

絵画と変化⑨(#16)イリュージョン?

未だ、世に知られていないモアレ絵について、

モアレ絵が変化することを、説明してきましたが、
それでは、イリュージョン(マジック)なのでしょうか?

モアレ絵は、変化の原因は光学的現象であって、種のあるマジック
ではないので、「イリュージョン」ではないとしておきましょう。

アートの中に「インスタレーション」というものがあり、
空間全体を作品としているため、鑑賞者は作品を「鑑賞」
するというより、作品に全身を囲まれて空間全体を「体験」
するアートとなっています

モアレ絵を楽しむためには、自然光の中で鑑賞者が位置を
変えながら鑑賞可能な空間が必要なため、「インスタレーション」
でもあるといえるかもしれません。

形状からは平面作品である絵画、鑑賞空間的には
「インスタレーション」、と言えるかもしれません。

(あれこれ書いても理解しにくいかと思います。
しかし、年齢的なこともあって、書けるときに書いといた方が
いいかなとも思っています。)
  


Posted by agechan at 08:11 Comments( 0 ) モアレ絵

2023年11月08日

絵画と変化⑧(#15)モアレと肌理表現

鑑賞者が絵画の図と地の関係を知覚するための要因に肌理があり、
モアレの複雑な陰影は絵画の肌理表現に影響します。

モアレ縞が生じている支持体に描画したモアレ絵において、
表層の特異な反射光分布(#12)によって、表層がフラットに見えたり、
モアレ縞が見えたり、と変化します。





鑑賞者においては、“変化”の理由は何か、隠れたものは何か、
など疑問が生じて、視覚的思考の循環が生まれます。

すなわち、インタラクティブなアート空間が生み出されているのです。
  


Posted by agechan at 08:10 Comments( 0 ) モアレ絵

2023年11月04日

絵画と変化⑦(#14)自然光と平行光

窓から入り込む自然光(外光)の中には散乱光や平行光
が含まれています。
平行光が多い、少ないは、光によって出来る影が、
はっきりしているか、どうかで分かります。

自然光の中の平行光は、天候、時刻、季節によってその量は
変化しますので、モアレ絵の肌理(の見え方)も変化します。

変化を左右するのは、平行光によって生じる
再帰性反射(#10)の程度です。

このような空間の中では、モアレ絵は様々な顔
を見せてくれます。

窓から入る光、そしてモアレ絵と鑑賞者の位置関係で
構成される空間は、絵の見え方が変化する空間です。
  


Posted by agechan at 09:06 Comments( 0 ) モアレ絵

2023年11月02日

絵画と変化⑥(#13)

モアレ絵は、モアレ縞のある支持体への描画しているもので、
条件によっては“変化する絵”となります。

本手法の場合、外光などの平行光を含む照明下において、
光源側に凸な特異な拡散反射光分布となると考えられます。

その結果、光源側から見る場合と、光源から離れた角度から
見る場合とでは、絵画の肌理、明るさが大きく変わります。

鑑賞者は、その変化を楽しむことができるので、光と絵画と
鑑賞者で構成される特異な空間、“光とコラボする絵画鑑賞空間”
が生まれます。

実現した(しつつある)技法によって実現する、新しい鑑賞空間
の創出こそ、私自身の目指すところでもあります。
  


Posted by agechan at 09:06 Comments( 0 ) モアレ絵