2023年04月16日
モアレの教材を作ってみました
モアレの現象は、身近にあります。
・網戸の網が2枚重なるとき
・レースのカーテンと網戸が重なるとき
・テレビの画面で出演者の衣服がチラチラする
のように、チラチラ、シマシマが出るような現象です。
身近ながら、手もとで確認できるような“教材”というものは無かったようです。

<教材1>
初めの写真は、ちょっと粗めの網戸の網です。
線が太目でしっかりしている分、モアレ縞が一定間隔の直線的な模様となっています。

<教材2>
次の写真は細かいメッシュ(80)で、柔らかいため、モアレ縞が曲線的です。
これは、私の絵の支持体に使用しているものです。
モアレの支持体を作るために、しばらく暗中模索の時期がありましたが、
このような教材があったなら・・・ かなり参考となったと思います。
<教材3>動画
https://youtu.be/aRC-i3NbOqk
重なっている2枚のメッシュを動かして、動画としました。
縞模様が大きく見えるときが、2枚の重なりがほぼ一致している状態。
2枚の重なりのずれが大きくなると、縞が細かくなります。
・網戸の網が2枚重なるとき
・レースのカーテンと網戸が重なるとき
・テレビの画面で出演者の衣服がチラチラする
のように、チラチラ、シマシマが出るような現象です。
身近ながら、手もとで確認できるような“教材”というものは無かったようです。

<教材1>
初めの写真は、ちょっと粗めの網戸の網です。
線が太目でしっかりしている分、モアレ縞が一定間隔の直線的な模様となっています。

<教材2>
次の写真は細かいメッシュ(80)で、柔らかいため、モアレ縞が曲線的です。
これは、私の絵の支持体に使用しているものです。
モアレの支持体を作るために、しばらく暗中模索の時期がありましたが、
このような教材があったなら・・・ かなり参考となったと思います。
<教材3>動画
https://youtu.be/aRC-i3NbOqk
重なっている2枚のメッシュを動かして、動画としました。
縞模様が大きく見えるときが、2枚の重なりがほぼ一致している状態。
2枚の重なりのずれが大きくなると、縞が細かくなります。
2022年09月21日
久しぶりの投稿です
久しぶりのブログ投稿となりました。
ブログ投稿もせずグダグダしているうちに、8月には73歳になりました。
「市展」初応募しました。
女房から「暗くて、ぱっとしない絵」といわれたその作品は、
“変化する絵”でありますが、変化は全く確認できません。
予測はしていましたが、ちょっと残念でした。
そこで反省の上、今後は“普通に見る絵”と“変化する絵”を
分けて描いた方がいいかなあ?、と考えるようになりました。
“変化”が見える条件としては、絵、照明、閲覧者の位置(動線)の三つが必要なので、
小規模なインスタレーション的な見せ方となるため、その方向で準備をしたいと思っています。
そのような作品を展示できる場所って? あるのか、どうか? わかりませんが。
それと、“変化する絵”という言い方は、“変化”が見える場合にのみ使うようにしようと思います。
なので、ブログ内での表現を多少変更することがあります。
紹介が可能となったら、ブログなどにアップします。それでは、また・・・
ブログ投稿もせずグダグダしているうちに、8月には73歳になりました。
「市展」初応募しました。
女房から「暗くて、ぱっとしない絵」といわれたその作品は、
“変化する絵”でありますが、変化は全く確認できません。
予測はしていましたが、ちょっと残念でした。
そこで反省の上、今後は“普通に見る絵”と“変化する絵”を
分けて描いた方がいいかなあ?、と考えるようになりました。
“変化”が見える条件としては、絵、照明、閲覧者の位置(動線)の三つが必要なので、
小規模なインスタレーション的な見せ方となるため、その方向で準備をしたいと思っています。
そのような作品を展示できる場所って? あるのか、どうか? わかりませんが。
それと、“変化する絵”という言い方は、“変化”が見える場合にのみ使うようにしようと思います。
なので、ブログ内での表現を多少変更することがあります。
紹介が可能となったら、ブログなどにアップします。それでは、また・・・
2022年07月28日
モアレ縞30号支持体
初めて購入した30号の支持体に、モアレ縞を作成しました。
青色を混入したジェッソで、メッシュを張付けています。
写真では判別難しいかもしれませんが、細かい縞もあります。
さて、何を描きましょうか。
縞模様を消すのは簡単ですが、
縞模様を消すことなく、絵にできるか、試します。
どうなるかは、わかりませんけど。

青色を混入したジェッソで、メッシュを張付けています。
写真では判別難しいかもしれませんが、細かい縞もあります。
さて、何を描きましょうか。
縞模様を消すのは簡単ですが、
縞模様を消すことなく、絵にできるか、試します。
どうなるかは、わかりませんけど。

2022年05月13日
”変化する絵”の原因(その2)
”変化する絵”の直接的な原因については、
4月30日の記事にて説明しています。
①変化の原因:拡散反射(4月30日の記事)
②変化を強調するモアレ縞(今回の記事)
”変化する絵”を支えている要因に「モアレ縞」があります。
モアレ縞があると、変化が強調されて見えるからです。
例えば、

または、「変化する絵」(動画)
https://youtu.be/yocxqA180Q4
絵画用の支持体にモアレ縞を導入するするときに、注意すべき点があります。
(モアレの一般的説明は、ネットなどで確認願います。)
今回のモアレ縞は、2枚のメッシュの繊維間隔(p)がずれることで生じます。
縞の間隔(2d)は、繊維間隔のずれ(δp)と繊維間隔(p)によって
2d=p^2/δp と表されます。それをグラフにすると・・・

絵画鑑賞において、視認できる縞の間隔はどれくらいなのでしょう?
仮に、数㎜から数㎝位とすると、繊維間隔のずれ(δp)として、
0.002~0.04㎜ 程度の値と考えられます。小さいですね。
注意すべき点として、メッシュを強く引っ張りすぎると、かえって、
縞が確認しにくくなる、という点があります。
私は、木枠にメッシュを固定し、それから支持体に貼り付けています。
つい、縞を大きくしたいと思い、メッシュを
強く引っ張り、失敗したことがありました。
格子状のメッシュは、斜め方向に引っ張ると、
ビヨーンと伸びるのです。
後悔、先に立たず! でした。
4月30日の記事にて説明しています。
①変化の原因:拡散反射(4月30日の記事)
②変化を強調するモアレ縞(今回の記事)
”変化する絵”を支えている要因に「モアレ縞」があります。
モアレ縞があると、変化が強調されて見えるからです。
例えば、

または、「変化する絵」(動画)
https://youtu.be/yocxqA180Q4
絵画用の支持体にモアレ縞を導入するするときに、注意すべき点があります。
(モアレの一般的説明は、ネットなどで確認願います。)
今回のモアレ縞は、2枚のメッシュの繊維間隔(p)がずれることで生じます。
縞の間隔(2d)は、繊維間隔のずれ(δp)と繊維間隔(p)によって
2d=p^2/δp と表されます。それをグラフにすると・・・

絵画鑑賞において、視認できる縞の間隔はどれくらいなのでしょう?
仮に、数㎜から数㎝位とすると、繊維間隔のずれ(δp)として、
0.002~0.04㎜ 程度の値と考えられます。小さいですね。
注意すべき点として、メッシュを強く引っ張りすぎると、かえって、
縞が確認しにくくなる、という点があります。
私は、木枠にメッシュを固定し、それから支持体に貼り付けています。
つい、縞を大きくしたいと思い、メッシュを
強く引っ張り、失敗したことがありました。
格子状のメッシュは、斜め方向に引っ張ると、
ビヨーンと伸びるのです。
後悔、先に立たず! でした。
2022年04月30日
”変化する絵”の原因とは?
”変化する絵”の動画を見られても、
「なんか、眉唾?」 「トリック?」
不信な感じを持った方もいるかもしれません。
「変化する絵」(動画)
https://youtu.be/yocxqA180Q4
トリックもそうですが、原因はあります。
原因は・・光の反射の仕方、です。
難しい話は苦手、という方は、
以下をスキップしてください。
説明には、私の仮説が含まれています。
予算があれば、研究テーマとして面白そうな内容ですね。
私がもっと、若ければ・・
原因である「拡散反射の分布」について、以下の写真を御覧ください。


「なんか、眉唾?」 「トリック?」
不信な感じを持った方もいるかもしれません。
「変化する絵」(動画)
https://youtu.be/yocxqA180Q4
トリックもそうですが、原因はあります。
原因は・・光の反射の仕方、です。
難しい話は苦手、という方は、
以下をスキップしてください。
説明には、私の仮説が含まれています。
予算があれば、研究テーマとして面白そうな内容ですね。
私がもっと、若ければ・・
原因である「拡散反射の分布」について、以下の写真を御覧ください。


2022年04月15日
”変化する絵”簡単説明

“変化する絵”現象の簡単説明
“変化する絵”の動画(https://youtu.be/yocxqA180Q4)を見られて、「よくわからない」、「仕掛けがあるのでは?」と思われた方もいらっしゃるかな・・
というわけで、謎解きの第1弾をアップいたします。
レースのカーテン越しに見た“くまちゃん”、日常の経験でもあるように、日差しが当たっている部分を外側から見るとほぼ真っ白で家の中は見えません。外側からの写真は不要ですよね。真っ白ですから。家の中からは、まあまあよく見えます(写真右上)。
そして、さらに・・・

レース状のブラインド越しに見た“くまちゃん”、日差しが当たっている部分と直接当たらない部分では、見え方が違いますね。明るい部分ではブラインドの向こうは見えにくく、逆に、暗い部分では、くまちゃんがわかりやすい(写真右下)。
そうしますと、上から見る場合と、下から見る場合とで、全く違った見え方になると想像できますね。
“変化する絵”でも、見る方向で変化する、このような現象が起きているかもしれません。
変化の原因は・・・
「平面絵画」=2次元、という固定したイメージがありますが、表面を拡大してみると、ブラインドのように、そこは3次元かもしれません。
そのために、見る方向で違った見え方になってしまう、と考えています。(後日、検証の必要がありますが・・・)
この説明は、変化の原因をイメージで把握していただくためのものでした。
さらに詳細な説明については、後日、整理してアップする予定です。
2022年03月28日
「変化する絵」の動画です
ユーチューブのリンクです
https://youtu.be/yocxqA180Q4
絵の教室の展示会が、コロナ関係で
過去2回中止になっていましたが
先日開催されました。
「変化する絵」については、直接見られた方には
理解されたとは思います。
ブログで絵の紹介を行う場合は、
写真での紹介となりますが
微妙なところは、写真では伝えきれてない、
と思っていました。
今回、動画での紹介ができるので
参考にしていただければ・・と思います。
https://youtu.be/yocxqA180Q4
絵の教室の展示会が、コロナ関係で
過去2回中止になっていましたが
先日開催されました。
「変化する絵」については、直接見られた方には
理解されたとは思います。
ブログで絵の紹介を行う場合は、
写真での紹介となりますが
微妙なところは、写真では伝えきれてない、
と思っていました。
今回、動画での紹介ができるので
参考にしていただければ・・と思います。
2022年03月21日
展示会終わりました
昨日まで3日間開催された「2022富士美研展示会」が終了しました。
子供たちのエネルギー溢れる作品がすごかったですね。
私は、すでに紹介済みの写真の3点
「変化する絵」を展示させてもらいました。



「トリック・アートみたい」
「ふしぎ―!」
いろんな声をいただきました。
ありがとうございました。
私自身は画力UP(?)を努めながら
「変化する絵」の路線でいくかな~
子供たちのエネルギー溢れる作品がすごかったですね。
私は、すでに紹介済みの写真の3点
「変化する絵」を展示させてもらいました。



「トリック・アートみたい」
「ふしぎ―!」
いろんな声をいただきました。
ありがとうございました。
私自身は画力UP(?)を努めながら
「変化する絵」の路線でいくかな~
2022年01月25日
能面

あまり怖くない、女能面を描いてみました。
しかし、この絵は”変化する絵”で、立ち位置で
表情が変わって見え、恐くも見えますよ。
変化の具合は、ブログ(12/17)の変顔のようですが、
その陰影は絵によって違っています。
「能面で遊ぶんじゃない!」といわれそうですが。
入射するする光、鑑賞者の位置によって、
表情が微妙に変わります。
壁面に掲示していると、
今、絵の中の女能面はどういう表情かな?
と、気になったりして・・・
絵と鑑賞者の間に、
インタラクティブな関係が生まれそう。
そんな楽しみ方ができるなら、最高ですね。
このように、説明をしてわかるかといえば、???
一番は、実際に見てもらうこと、でしょうね。
3月に絵の教室の展示会があって、
昨年10月25日ブログ記事の絵などを紹介する予定です。
コロナの関係で、どうなるか?わかりませんが・・・。
2022年01月15日
アニメ練習
鬼滅の刃、禰豆子です(S4)。

”変化する絵”をアニメでも練習です。
今回、変化が小さくて、アップの写真は省略します。
どうせなら、表情の変化が、
はっきり出るほうがいいと思いますので
次回のアニメでは、恐いくらい(?)の変化を狙いますよ、多分。

”変化する絵”をアニメでも練習です。
今回、変化が小さくて、アップの写真は省略します。
どうせなら、表情の変化が、
はっきり出るほうがいいと思いますので
次回のアニメでは、恐いくらい(?)の変化を狙いますよ、多分。