2023年11月14日
絵画と変化⑩(#17)外光下での展示は難しい
投稿(#11)で、複数の照明、間接照明の場合における
絵画表面からの拡散反射について触れました。
モアレ絵に複数の照明、あるいは間接照明があたる場合には、
モアレ絵の表面において拡散反射の分布となり、
鑑賞者の位置に関わらず“変化”が少ないことになります。
多くの展示場などでは、余分な陰影を作らないように、
照明を考えています。例えば、蛍光灯のように、
その表面からは、様々な方向に照明の光が放出されます。
そのような環境下では、モアレ絵はつまらない絵になって
しまいます。2022市展の際には、散乱光の下に絵を展示されました。
どうして落選しなかったのか、不思議です。
本当は、平行光を含む自然光(外光)のある環境で鑑賞してもらいたい
のですが、それはなかなか実現が難しいようです。
絵画表面からの拡散反射について触れました。
モアレ絵に複数の照明、あるいは間接照明があたる場合には、
モアレ絵の表面において拡散反射の分布となり、
鑑賞者の位置に関わらず“変化”が少ないことになります。
多くの展示場などでは、余分な陰影を作らないように、
照明を考えています。例えば、蛍光灯のように、
その表面からは、様々な方向に照明の光が放出されます。
そのような環境下では、モアレ絵はつまらない絵になって
しまいます。2022市展の際には、散乱光の下に絵を展示されました。
どうして落選しなかったのか、不思議です。
本当は、平行光を含む自然光(外光)のある環境で鑑賞してもらいたい
のですが、それはなかなか実現が難しいようです。
Posted by agechan at 08:00│Comments(0)
│モアレ絵