2023年11月02日

絵画と変化⑥(#13)

モアレ絵は、モアレ縞のある支持体への描画しているもので、
条件によっては“変化する絵”となります。

本手法の場合、外光などの平行光を含む照明下において、
光源側に凸な特異な拡散反射光分布となると考えられます。

その結果、光源側から見る場合と、光源から離れた角度から
見る場合とでは、絵画の肌理、明るさが大きく変わります。

鑑賞者は、その変化を楽しむことができるので、光と絵画と
鑑賞者で構成される特異な空間、“光とコラボする絵画鑑賞空間”
が生まれます。

実現した(しつつある)技法によって実現する、新しい鑑賞空間
の創出こそ、私自身の目指すところでもあります。



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Posted by agechan at 09:06│Comments(0)モアレ絵
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