アクリルぼかしの練習ノート
透明水彩画の綺麗さに惹かれて、絵の練習を始めたのですが、アクリル絵の具の発色の良さに感動して、アクリルの練習も始めた次第なんです。アクリルの先輩から、”びしゃびしゃに溶いちゃダメ!”と言われてショックでした。以来、「アクリル画を透明水彩のようにかけたらなあ・・」と思って、悩む日々でした。一つの方法として、ポリエステルメッシュを支持体に貼り付ける方法を考えました。様々な課題もありますが、何ができて何ができないのか、明確にしたいと思って、自分に可能なことから始めています。
今回は、”ぼかし”の練習です。練習の結果を写真にしました。本来ならば公にすべきものではないかもしれませんが、参考のためアップすることにしました。4コマ漫画では・・ないです。
結果をまとめてみますと・・
1.ぼかしは可能と思う
・水筆、ティッシュペーパーなどでぼかすことが可能です。さらに、スポンジその他でムラの少ないボカシができると思われます。
・(私が大事だと考えていることですが)これが下手でも、アクリルの場合この上に修正が効くため、透明水彩のような”一発勝負的”ではないので、気が楽なんです。
・私のチョウチョの絵(「アクリルでぼかしチャレンジ」の記事)で、ぼかしを取り入れています。
2.にじみもいけそう
・写真でわかるように、にじみもある程度可能のようです。赤い部分の直線は、水筆で湿らせているので、それ以上には絵の具が広がっていないですね。絵の具を塗布する箇所を限定できる(むやみに広がらない)ようですよ。
3.その他
・塗布するエリヤを鉛筆の線で囲っていました。乾燥後に消しゴムで消そうとしましたが、絵の具が付いているところは線が消えませんので、要注意。下書きに水性絵の具や水性色鉛筆などの利用も考えられますね。
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